ホテルの客室備品とアメニティのルール

どう使えばいい?ホテルの客室備品とアメニティのルール

日本のホテルには様々な備品やアメニティーが準備されている。それらはどのように使えばいいのだろうか。

客室に準備されているアメニティー

歯ブラシほ歯磨き粉、髭剃り、ヘアブラシなど使い捨てのアメニティーは準備されていることが多く、持ち帰っても良い。

一般的なホテルの客室備品

一般的なホテルの客室備品としては、液晶テレビ、WiFiもしくは有線LAN、ドライヤー、湯沸し器や電気ポット、ガラスやティーカップ、トイレットペーパー、ティッシュペーパーなどがある。また、机の引き出しに聖書や浴衣が準備されているホテルもある。これらは基本的に持ち帰ってはいけない。

フロントでの配布や無料貸し出しもあり

アメニティーを客室に置かずにフロントで配布しているホテルもある。また、加湿器や空気清浄機、ズボンプレッサー、LANケーブルなどはフロントで無料で貸し出している場合もあるので、フロントに問い合わせると良いだろう。

ホテルの有料と無料サービス

一般的に、クリーニング、マッサージ、パソコンの貸し出し、ルームサービスなどは有料である。一方、氷はフロアごとに製氷機があった、傘などを無料で貸し出してくれるところもある。案内に掲載されていないサービスでも、可能ならば応じてくれる場合もあるので、何か困ったことがある場合はフロントに問い合わせてみるとよいだろう。

無料の朝食やドリンクサービス

日本のホテルでは、プランによって朝食付きか否かが分かれる。朝食付きでない場合は別途朝食を申し込む必要があるので注意しよう。朝食を追加で利用したい場合はチェックイン時に申し込むか、当日その場で清算するケースが一般的である。一方手のホテルでは、簡単な朝食の無料サービスを行っている場合もある。

歯ブラシ(はぶらし)
歯磨き粉(はみがきこ):1.牙膏。
髭剃り(ひげそり):1.剃胡子、刮脸。剃须刀。
液晶(えきしょう)
ドライヤー:dryer
湯沸し器(ゆわかしき):烧水壶。烧开水的器具。
聖書(せいしょ)
配布(はいふ):1.散发,广泛分发。
清浄(せいじょう)
氷(こおり)
製氷機(せいひょうき)
応じる(おうじる):1.回答,答应。2.满足,适应,按照。
朝食(ちょうしょく)
否か(いなか)
別途(ベット)
追加(ついか)
清算(せいさん)

アメニティー:1.【英】amenity ;适意。环境等舒服。特别是指在城市建设计划中包含的建筑、风景等的舒适性。(環境などの快適さ。特に都市計画で、建物・風景などの快適性にいう。)

お猪口とぐい呑みの違い

今さら聞けない…お猪口とぐい呑みの違いって何なの?

日本酒を飲むとき、どんな酒器で呑みますか?

私はぐい呑みで飲むことが多いのですが、ちょっと待った…。「ぐい呑み」と「お猪口」ってそもそも違いはどこにあるのでしょか?いや、もしかし同じものを意味していて言い方が違うだけ?

そこで「ぐい呑み」と「お猪口」の違いを調べてみました。先に述べておくと、「ぐい呑み」と「お猪口」は別物です。

お猪口

言葉の由来は「ちょく(猪口)」という言葉からきていて、ちょっとしたものを表す「ちょく」や安直の直と関連すると考えられています。

お猪口の大きさはぐい呑みに比べて小振りで、徳利とセットでついてくるようなサイズのものがお猪口と言われています。

素材は陶磁器製のものと言われていますが、酒器はガラス製や木製のものも増えていますので、現在に至っては陶磁器製に限るというものではないでしょう。

ぐい呑み

ぐい呑みの言葉の由来は「ぐいっと呑む」「ぐいっと掴んで呑む」といったような所から来ているとされていますが、定かではありません。

サイズはお猪口よりも大きく、言葉の由来とされている「ぐいっと呑む」という言葉から想像できるようにぐいぐい呑みすすめるような大きさのものを指します。素材は特に限定されていません。

要するに大きさ違いは「サイズにあり」ということになります。大きさといってもxxxcm以上のものがぐい呑み…といったはっきりとした区別はないので、小振りなのがお猪口、ぐいぐい呑むような杯がぐい呑みという程度におさえておくといいですね。

それでは、今日もみんなで楽しい日本酒ライフを!

酒器(しゅき)
安直(あんちょく):省钱,便宜,不费事,轻松,爽快,简便
小振り(こぶり):小型,小号,尺码较小
陶磁器(とうじき)
掴む(つかむ):抓住,弄到手,(对事情的重点)完全理解,深刻理解
定か(さだか):清楚,明确,确实
限定(げんてい)

江戸時代の口紅

ひと塗り450円!? 江戸時代の口紅はめちゃくちゃ高級品…だから節約メイク術もあった。

現在では、多くの女性が気軽に色々な色を試している「口紅」。女性向けファッション雑誌を見ても、高級なものからリーズナブルなものまで、様々な微妙に異なる色合いの口紅が紹介されていて、そのカラフルな目を奪われます。

これだけ色々な色の口紅があれば、誰もが必ずお気に入りを見受けられることでしょう!しかし、江戸時代の口紅は、現代の感覚からわ想像もつかないくらいの超高級品でした。

そのお値段は、何とひと塗りで450円!毎日塗っていたら、1ヶ月で1万円を軽く越えます(時代毎の物価の変動によって変化はあります)

なぜこんなに口紅が高価だったのかというと、当時の「紅」といったら「小町紅」に代表されているような、「紅花」を原料としたものだったからです。紅花の花びらに含有される赤色の色素は、何と全体の1%。この希少な色素の身で作られていたため、「紅」は大変高価だったのです。

庶民の「節約メイク法」

このような理由から、江戸時代の口紅は現代のようり唇全体に塗るものではなく、小さくこじんまりと塗るのが普通でした。浮世絵などに描かれている女性達は、みんな小さな唇をしていますよね。

しかし、江戸時代の文化・文政頃になると、口紅の塗り方の流行が少し変わってきます。それは、下唇にたっぷりと口紅を塗るという方法です。

紅花から作られた紅は、塗り重ねると玉虫色に輝くという特徴な持っていました。その発色から笹色紅と呼ばれることもあったのです。

ですが、そもそも大変高価であった紅をそんなにたっぷり使うことができたのは、裕福な家の女性や売れっ子の遊女など一部の女性だけでした。高価な紅を塗り重ねることができない庶民の女性達は、工夫を凝らし節約メイクをしていました。

その方法とは、紅を塗る前の唇に何と「墨」をぬり、その上に紅を重ねるというもの!そうすることで、「笹色紅」と同じな玉虫色を再現できたいうのです。確かに、浮世絵の中には「赤」というよりは「緑」に近い色の唇をした女性が描かれていることがあります。

時代が移り変わっても、「美しくなりたい」という女性の願望は、変わることがないのですね。

色々(いろいろ)
色(しょく)
試し(ためし)
感覚(かんかく)
つかない:
軽く越え(かるくごえ)
含有(がんゆう)
色素(しきそ)
希少(きしょう)
塗り重ねる(ぬりかさねる)
玉虫色(たまむしいろ)
輝く(かがやく)
発色(はっしょく)
笹色(ささいろ)
売れっ子(うれっこ):受欢迎的人
遊女(ゆうじょ)
工夫(こうふ)
凝らす(こらす):使凝固
墨(すみ)
移り(うつり)

会計をとしてくれた店員へ「ありがとう」は伝えるべきか

最低限のマナー?それとも不要?会計をとしてくれた店員へ「ありがとう」は伝えるべきか

飲食店やコンビニエンスストアでの会計後、店員に「ありがとうございます」と言えべきかーー。このような投稿を巡って先日、SNS上で議論が起きました。お礼を言う派が「必ず言います」「最低限のマナー」と主張する一方、言わない派からは「必要ある?」「恥ずかしい」などの声も。また「言うのが恥ずかしい気持ちも分かる」「常識というより礼儀」といったコメントも目受けらます。

マナーのプロの見解とは、どのようなものでしょうか。「マナーは互いをプラスにするもの」をモットーに、国内外の企業や大学などで人財育成教育やマナーコンサルティングを行うほか、NHK大河ドラマなどのドラマや映画でマナー指導を行い、国内外で80冊以上のマナー本を出版しているマナーコンサルタント・西出ひろ子さんに聞きました。

相手の立場で考えることが大切。

Q.会計後に客が店員にお礼を言うことについて、どのように思われますか。

西出さん「とても良いことだと思います。マナーの大前提は、相手の立場に立って考えること。『もし自分がレジを担当する店員だったるら』と考えてみましょう。レジに立つ店員は、代金を受け取っておつりを渡す『会計』が仕事であり、それを行うのが責務です。
その仕事について、お客さんから『ありがとう』とお礼を言葉を掛けられたらどう感じるでしょうか。個人差はあるかもしれませんが、恐らく嬉しいと感じる人が多いでしょうし、少なくとも嫌な気持ちにはならないはずです。

英国で生活していた頃、街なさまざまな店ではいつも、老若男女問わず『サンキュー』が交わされていました。店員と客というそれの立場の違いは関係なく、『お互いを人として認め合っている』ことが、自然に感謝の気持ちを伝え合う彼らのコミュニケーションから垣間見えました。

お互いが『ありがとう』を交わせる社会は素敵なもの。何かをしていただいてお礼を言うことは、日本でも普通のことではないでしょうか

Q.マナー的観点からみて、会計後にお礼を言うべきでしょうか。

西出さん「マナーは決まり事ではなく、相手を思う気持ちを表すもの。お礼を言うか言わないかは自由であり、自分の気持ち次第です。だだし、お客さんから『ありがとう』と言われで不快に思う店員さんは少ないのではないでしょうか。『ありがとう』の一言が、相手にとってプラズの印象をもたらすのであれば、その言葉を気持ちとともに積極的に伝えるのはよいことだ思います。

一方で、『ありがとう』と声を出して言うのを恥ずかしく思う人も少なくないと思います。その場合は、軽く会釈するだけで印象が大きく変わるものです。『(お会計をしてくれて)ありがとう』の気持ちは、さりげない振る舞いに込めて伝えることもできます。こうした行動や所作の一つ一つが、相手の気持ちや印象を良いものにさせることでしょう。

一方、お会計をする店員さんやお客さんの中には『レジでお礼を言われても嬉しくない』と思う人もいるかもしれません。しかし、それは自分目線のことであり、一般的に『お礼を言われたらどう感じるか』と相手目線で考え、イメージしてみる意識を持つことが何より大切だと思います。相手の立場に立ち、よい振る舞いを心がけたいものです。

その他、店での振る舞いや店員への言葉遣いについて、意識すべきことや気をつけるべきポイントはありますか。

西出さん「店員と客という立場の違いはあれば、人対人のやり取りですから、互いに相手を不快にさせない意識を持ったコミュニーケーションが求められます。表情や声のトーン、言い方など注意し、偉そうな態度や乱暴な言葉遣いは避けましょう。

まれに、店員さんに対して『タメ口』で声を掛けているお客さんを見かけることがありますが、親しい間柄出ない限り、タメ口は相手を不快にさせる上、トラブルの原因にもつながりかねません。

店という空間に態度の悪い人が一人でもいると、空間全体の空気も悪くなってしまいかねませんし、空間を共にする周囲の人も不快な思いをしてしまいます。立場の違いに捕われない思いやりを一人一人が持つことが、気持ちのよい会社につながっていくのではないでしょうか

投稿(とうこう):1.在微博、博客、推特等sns平台上发言。
巡る(めぐる):1.〈亦作「循る」〉旋转一周;绕行;巡游;循环,再次回到原处;围,环绕;围绕
プラス:利益。盈余。有利。将来にプラスする。
モットー:1.【英】motto;标语,格言;宗旨;箴言,座右铭;口号。
人財(じんざい)
育成(いくせい):1.培养,培育,培训,扶植,扶育。
大河(たいが)
指導(しどう)
責務(せきむ)
老若男女(ろうにゃくなんにょ)
問わず(とわず):1.不论,无论,不管,不拘,不限,不问。(かかわらず。)
認め合う(みとめあう):1.互相认可
垣間みる(かいまみる):1.窥视;偷看。
素敵(すてき):1.极好,绝妙,非常好的,极漂亮地。
もたらす:1.带去,带来。
軽く(かるく):1.轻地。(程度が軽いさま。ク活用の形容詞「軽し」の連用形。)
会釈(えしゃく):1.点头,颔首,打招呼。
さりげない:1.若无其事,毫不在意。
振る舞い(ふるまい):1.请客,款待。
込める(こめる)1.装填。2.包括在内,计算在内。3.集中精力。
所作(しょさ):1.举止,动作,行为。(ふるまい。行い。)2.舞蹈,作派。(しょさごと。
心掛ける(こころがける):1.留心,注意,记在心里。
遣い:1.使用,使用的人。(使うこと。使う人。)2.派遣,派出去的人,使者。(用足しのために人をさしむけること。また、その人。使者。)3.代表神、佛之类的动物,神佛的使者。(神仏の使者とされる動物。つかわしめ。)
やい取り:1.互赠,交换物品。 2.对话,一问一答。3.换杯,交换酒杯。
求め(もとめ):1.要求,请求。(求めること。)2.购买,订购。(買うこと。)
トーン:tone ; 调子,音调。
稀に(まれに)
親しい(したしい):1.亲近,亲密,亲切,亲昵。
間柄(あいだがら):人と人との関係。血族・親類の統きあい。2人はごく親しい間柄だ。
つながり:1.联系,关联,关系

食事の前後にちゃんと言ってる

食事の前後にちゃんと言ってる?
「いただきます」「ごちそうさま」の本当の意味

最近、学校で給食の時「いただきます」「ごちそうさま」を言わせることに対して、クレームをつける親御さんがいらっしゃるそうで。何でも「ウチはきちんと給食費を払っているのだから……」とのことで、お話を伺ってみると、どうやら「いただきます」「ごちそうさま」という言葉を。「誰かにおごってもらった=自分がお金を出していない時、おごってくれた相手に対して使うもの」だと思っている節があることに気づきました。だから、自分がお金を出している時は誰にも気がねするとこなく、堂々と食べていい。

……いえいえ、そういうことではないのです。

今回は食事の前と後に言う「いただきます」「ごちそうさま」という言葉のもつ、本来の意味について紹介したいと思います。

あなたは何を「いただきます」か?

まず、食事の前に言う「いただきます」は、誰から何をいただくのでしょうか。

「そりゃ、おごってくれた人から食事をいただくんでしょ?」

そんな答えもありましたが、それはあくまでもおまけに過ぎず、ここで大切なのは、あなたと食べ物の関係性です。あなたが口にする食べ物は、とれ一つとして例外なく「かつて生きていたもの」です。

あなたがその手で「殺したか」否かはともかく、あたなが何かを食べる時、その何かは「あなたのために」殺されています。つまり、あなたがいつもいただいているのは「命」に他なりません。

ですから、あなたが何かを食べる時は、誰がお金を出そうと出すまいと、誰がいようといまいと、あなたが食べようとしている命と向き合い「いただきます」と言うのが正しい在り方です。

もちろん、おごってくれたお礼も言うべきですが、まとめて「いただきます」と言うにしても、それぞれに気持ちが向けられていることが大切です。

「ごちそうさま」で、頂けました。

次に、食後に言う「ごちそうさま」を漢字で書くと「御馳走様」となります。馳・走とはそれぞれ走ることを表し、組み合わせて「駆けずり回り」こと、転じて手間暇を意味します。

食べ物があなたの口まで勝手に飛込んで来てくればいいのですが、「棚から牡丹餅」じゃあるまいし、そんなうまい話はありません。

となれば当然、食べ物があなたの口に入るまで、つまり「生き物が食べ物に変えられる」までにいくつかのプロセスがあるわけで、それをあなたがしていなければ、代わりに誰かがやっているのです。

「生き物」を殺して食べやすい「食材」に加工し、そして「食べ物」に調理して……ごく簡単ながら、これらのプロセスこそ「馳走」に他ならず、その苦労に対して「御馳走様」と感謝を示すのです。

よく、何かよかったことに対して「お陰様」と言うように「御馳走様で、頂くことができました」と言うのが、本来の用法となります。

まとめ・食事は神=自然の恵み

以上、「いただきます」と「ごちそうさま」の意味について紹介して来ましたが、最後に江戸時代の学者・本居宣長(もとおりのりなが)の詠んだ食前食後の歌を紹介したいと思います。

「たなつもの 百(もも)の木草(きぐさ)も天照(あまてら)す 日の大神の恵(めぐみ)得てこそ」

「たなつもの」とは「田のもの、種からとれるもの」つまり日本人の主食であるお米(稲)を意味し、その他たくさんの収穫物(百の木草)はすべて、天から万物を照らす太陽の神様=天照大御神(アマテラスオオミカミ)の恵みなのだ、というメッセージです。

「朝宵(あさよい)に もの食うごとに 豊受(とよう)けの 神の恵みを 思え世の人」

昔は朝と夕の一日二食が基本でした。豊受の神と伊勢の神宮(外宮)はじめ、全国各地でお祀りさてている食べ物の神様・豊受大神(とようけのおおかみ)のとこです。

これらに共通するのは「人間が生かされているのは、全て神様=自然の恵みあってこそ」という教訓です。

いくらお金があったって、食べるものが自然から採られければ人間は生きられません。

世の中が便利になって、自分で食べ物を調達する機会が少なくなったことで「お金さえ出せば、何でも好きなだけ手に入る」という傲慢され警鐘を鳴らし続ける言葉として、日々食事の前後に行われる。

「いただきます」

「ごちそうさま」

の正しい意味を次世代に受け継いでいくことこそ私たち大人の務めであり、子供たてへの愛情だと思うのです。

親御さん(おやごさん)
どうやら:1.仿佛,多半,大概。2.好歹,凑合,好容易才。
気づく(きづく):1.注意到,察觉,意识到,认识到。
気がねする:1.【自动・三类】 ;多心,顾虑,客气,拘谨,拘束。(他人の思わくなどに気をつかうこと。遠慮。)
堂々と(どうどうと):1.堂堂。威严庄重。2.坦荡。
あくまでも:1.彻底,到底,始终。
あくまでも頑張る。 坚持到底。
おまけに:1.又加上,更加上,而且,况且,,加之『書』。(さらにその上。)
彼は英語が出来る。おまけにフランス語もしゃべれる。 他不仅会说英语,还会说法语。
はともかく
[はともかく] [hatomokaku]
1.<接续>
2.名词+はともかく
3.<意味>
4.…暂且不谈;先不说…。
他ならない:
他の(どうでもいい)ものではない。
既然是。
他ならないあなたの頼みだから。
既然是你的请求,所以。
間違いなくそれ自身だ
不外。无非。
努力の結果に他ならない。
无非是努力的结果。

向き合う(むきあう):1.相对,相向,面对面。(互いに正面をむいて相対する。)
飛び込む(とびこむ):跳进。跳入。
棚(たな)から牡丹餅(ぼたもち):天上掉馅饼
加工(かこう)
ごく:1.(数量)极其少;(程度)极其低
示す(しめす)
お陰様(おかげさま):托您的福
恵み(めぐみ):1.恩惠,恩泽,周济,施舍。
詠(えい)
稲(いね)
収穫物(しゅうかくぶつ)
照らす(てらす)
神宮(じんぐう)
外宮(げくう)
お祀り(おまつり)
教訓(きょうくん)
警鐘(けいしょう)
受け継ぐ(うけつぐ):1.继承,承继。
務めであり(つとめであり):1.本分;义务;任务;责任

和風建築

ここに気づいてほしい!和風建築をシンプルに楽しむ魅力ポイント

今まで興味の薄かった分野が趣味になった。なんて経験はありませんか?今回は、日本の文化遺産にも多く登録されている「和建築」の魅力について紹介します。趣味まで広がると、とても楽しいですよ。

和建築とは?
本来の言葉としては「和様建築」というのが正しいのですが、建築に関心が薄い人の場合、「和建築」「和風建築」というのが一般的。以下、「和建築」と統一します。

和建築とは、日本固有の形式でつくられた建築のことを指します。平安時代を通して日本人に馴染むように変化させていき、鎌倉時代に中国の建築と区別したものを「和様」という言葉で表したそう。

つくりかたの違いの一例としては、真壁という構造。現代の柱が壁の中に収まる形とは異なり、柱を壁の外に出す形式です。これは除湿器などが存在していない時代に、室内の空気をその柱から吸収・排出することで、湿度を一定に保つという古人の知識。材料の性質を生かした作り方に、魅了される人も多いのです。

ここに気づいてほしい!和建築の魅力ポイント

上記のように構造の話になると、難しいポイントは避けれません。もっとシンプルに楽しむ魅力ポイントを紹介します。

木と緑のコントラスト

日本建築は「木」を使用します。また繁華街でも、森林は多く存在していました。今でも綺麗に保存されている和建築は、周囲の緑も一緒に保管されていることが多く、そのコントラストを楽しめます。

人が集中する地域に住んでいる人であれば、現代との違いを確実に感じることができるでしょう。家を支える木材が色褪せてしまっていても、自然の力を借りて建築された感動に気づくはずです。

建築の物語

その建物1つずつに、物語が必ずあります。管理されていれば、看板やパンフレットにその時代の背景や建物のものがたりが描かれていることが多いでしょう。

なぜ、どうやって建てられたものなのか、どんな人が計画したものなのか、文化遺産などであれば登録された経緯についても記録されているはず。和建築の歴史に触れて、時代を感じてみましょう。

和建築の日本美に触れられるおすすめスポットはここ!

とは:1.所谓……,对某一词下定义等时使用;「と」的强调语;(用于句末)表示惊叹。

気づく(きづく):1.注意到,察觉,意识到,认识到。

興味(きょうみ):1.兴趣,兴味,兴致;兴头;兴会。
和風(わふう)建築(けんちく):日本式建筑物。
魅力(みりょく)
分野(ぶんや):1.领域,范围,战线,方面,岗位。
趣味(しゅみ):1.趣味,风趣,情趣。
経験(けいけん)
登録(とうろく):1.登记,注册。
統一(とういつ)
固有(こゆう)
通して(とおして): 通过。(介して。)
馴染む(なじむ):1.(和人)亲近;(对环境等)熟悉,适应。2.融合,(味道)调和。
鎌倉(かまくら)
作り方(つくりかた)
一例(いちれい)一个例子。
真壁(しんかべ):明柱墙
柱(はしら)
収まる(おさまる):1.容纳,收纳;复原,回复。
形(かたち):1.外形,形状,样子;姿态,容貌,服饰;形式上的,表面上的;形式,体裁;使成形;类型
外(そと)
除湿器(じょしつき)
室内(しつない)
空気(くうき)
吸収(きゅうしゅう)
排出(はいしゅつ)
一定(いってい)
保つ(たもつ)
知識(ちしき)
材料(ざいりょう)
性質(せいしつ)
生かす(いかす):1.使其发挥作用;使其继续生存。
魅了(みりょう):1.夺人魂魄,使……入迷。
上記(じょうき):1.上述。(上または前に記してあること。)
もっと:1.更,更加,进一步。
緑(みどり):2.翠绿,树的嫩芽,松树的嫩叶。
集中(しゅうちゅう)
確実(かくじつ)
色褪せる(いろあせる):1.褪色,掉色。(色がさめる。色が薄くなる。)2.变旧,陈旧。(美しさやみずみずしさなどがなくなる。新鮮みがなくなる。衰える。)
ずつ:1.固定的数量反复出现。
背景(はいけい)
描く(えがく)
経緯(けいい):3.事情的经过,原委。
触れる(ふれる)

忘年会と新年会2

一年の労をねぎらう忘年会&新年会

(つづく)腹を割って語り合う無礼講の宴席

この「無礼講」とは上下の身分を取り払い、この場に居る人たちが、「イコールな存在」であることを宣言する言葉だ。部長と新人だをお酒を酌み交わし、腹を割って話をすることで参加者の結束がより強固なものになるのだ。しかしいくら無礼講とは言え、目上の人に対して行き過ぎた無礼を働くのは禁物。ある程度の節度をもって忘年会を楽しもう。

忘年会の重要ポスト「幹事」とは?

忘年会シーズンの年末は、飲食店にとって超繁忙期で、12月の半ばを過ぎると人気のお店は予約でいっぱいに。宴会場の確保など早目に手配する必要があり、これらの業務を一手に引き受けるのが「幹事」だ。多くの場合、若い社員が任命され、忘年会の会場の予約から、会の進行、そして会計まで一連の作業を任される。本業の仕事とは関係のない、たかが身内の飲み会のセッテイングと思われがちだが、忘年会を滞りなく遂行すれば、「あの人が仕事ができる」と一目置かれるようになり、若手社員の力の見せ所にもなる。

一芸を披露するのが忘年会の嗜み

忘年会も中盤にさしかかると、お酒がまわってお腹もいっぱいになり、停滞感がただよう。そんなときに場を盛り受けうるために披露されるのが「宴会芸」。主に若手社員の出し物が多く、一芸に秀でた人は歌や漫談、マジックなどを披露する。特に芸を持たない人はその年に流行したコメディアンの一発芸(2016年はPPAPなど)な自分なりにアレンジしたものをお披露目するのが定番だ。最近ではうるさいだけの素人芸は周りのお客さんに迷惑ということで敬遠されることもあるが、それでもまだ健在だ。忘年会に参加する人は事前に芸を仕込んでおこう。

日本企業のスタートは新年会とともに

忘年会の興奮も冷めらぬ新しい年を迎え早々、今度は新年会がもよおさる。忘年会との違いは上長の挨拶が、「一年お疲れ様でした」が、「今年も頑張ろう!」に変わる。宴会場の要約など準備は忘年会と一緒に進められる場合が多い。

これから始まる一年の決意を固める場というよりも、「年末年始何をしていましたか?」と一週間ぶりぐらいに合う同僚の近況報告の場となっている。

割る(わる):分,切,打破。
上下(じょうげ):身份高的人和身份低的人。
取り払う(とりはらう): 拆除,撤掉。(すっかりとりのぞく。まったく取り去る。)
イコール:equal
酌み交わす(くみかわす):对饮。(互いに杯をやり取りしながら酒を飲む。)
やり取り:换杯,交换酒杯。
結束(けっそく)
強固(きょうこ):1.巩固,坚固,坚强。(強くしっかりしていて動かないさま。)
禁物(きんもつ):2.严禁,忌讳。
節度(せつど):分寸,程度恰好。
目上(めうえ):1.上司;长辈。(年齢、地位、階級などが自分より高いこと。また、その人。)
半ば(なかば)
一手(いって):仕事を一手に引き受ける、把工作一手包下来。
超繁忙期(ちょうはんぼうき)
早目(はやめ):1.提前;早些;眼尖。(決まった時刻よりも少し早いこと。)
確保(かくほ)
任命(にんめい)
一連(いちれん):一连串。一系列。
任せる(まかせる):1.委托;托付;交给。
身内(みうち):1.身体内部;全身,浑身。(からだじゅう。)2.亲属。(家族や近い親類。)3.师兄弟;自家人。(同じ親分に属している子分たち。)
滞り(とどこおり):1.阻塞,拖延,迟延,拖拉,耽搁,拖欠。(物事が順調に進まないこと。つかえること。 期限が過ぎても支払わないこと。また、その金。 )
遂行(すいこう):1.完成,贯彻;推行;进行;执行。
一目(いちもく):看一眼。一目して贋物とわかる。
一芸(いちげい):1.一艺,一技。(一つの技芸。一つの芸能。)
嗜み(たしなみ):精通,熟悉,有修养,很有功夫。
中盤(ちゅうばん):1.中盘,中局,最激烈的局面,半决赛局面。(囲碁・将棋などで、序盤の布石や駒組みが終わり、本格的な戦いに入った段階。)
停滞感(ていたいかん):1.停滞,停顿
盛り受ける(もりうける)
宴会芸(えんかいげい)
いっぱいに:满满地,东西盛满状。
手配(てはい):1.准备,筹备,安排。
秀でる(ひいでる):1.优秀,卓越;擅长,突出。
漫談(まんだん):单口相声。
コメディアン:1.【英】comedian ;喜剧演员,丑角。
一発芸:1回だけの动作で、人を笑わせたり惊かせたりする芸。
お披露目:2.初次露面。初次亮相。艺妓、艺人初次露面时的拜访寒暄
素人芸(しろうとげい):1.外行人或者一般普通人的表演。(本職でない、余技としての芸。また、素人の未熟な芸。)
敬遠する(けいえんする):敬而远之,有意回避。
仕込む(しこむ):教育,训练。〔技能や芸などの訓練をする。〕
興奮(こうふん):1.兴奋,激动。
冷める(さめる):1.变冷,凉。2.降低,减退。
決意(けつい):1.决心,决意;下决心。
固める(かためる):1.使…凝固。2.集中到一起。3.使坚定。4.加强防守。5.身穿。

忘年会と新年会1

一年の労をねぎらう忘年会&新年会 1/2

年の瀬も押し迫った12月に入ると、にわかに夜の街が活気づき、お酒を飲んで上機嫌の人たちを見かけるようになる。大勢で歩いているグループを見かけたら、彼らは間違いなく、「忘年会」を楽しんでいる人々だ。

お互いに一年の苦労をねぎらう

「忘年会」とは文字通り、「一年を忘れる」ために催される。会社の同僚や友人同士、町の寄り合いなど様々なグループの人たちが集まってお酒と食事を楽しみ、「今年もいろいろあったけど、それは忘れて来年も頑張ろう!」とお互いを慰労しあうのが目的だ。

仕事関係の付き合いが忘年会の主流

忘年会に繰り出すグループはさまざまですが、やはり一番多いのが会社など仕事関係の人々。多くの場合、一緒に働く時間の長い部署単位で忘年会を開催し、「今年も一年間ご苦労様でした」という部長などグループの上長のあいさつでスタートし、約2時間から3時間の宴を楽しむ。会場はグループの人数にもよるが、参加者が数十人にのぼる場合は、広い座敷のある「居酒屋」さんが好まれる。椅子に座るテープル席ではなく座敷の場合もあり、普段あまり話す機会のない人とお近づきになろことも。また、予算はおおよそ一人4000〜5000円(ぐるなび調べ)で飲み放題(時間制限つき)のコース料理をオーダーすることも多い。

飲みの席で覚えておきたい作法・お酌
ビールや日本酒、ワインなどボトルやお銚子で提供された時「お酌」という儀礼がある。要は人のグラスにお酒を注ぐ行為だが、相手が上司など目上の人の場合はお酒を注ぐ時も、また注がれる時も作法を守らなければなりたい。まず注ぐ時は必ずボトルを両手で持ち、「一年お世話になりました」などの感謝の言葉を添えて注ぐ。その際、ボトルラベルが相手の見えるように持つのがマナー。またお酌を受ける際はグラスをお持つ一方の手で底を支え、両手で受ける。グラスがお酒で満たされたらテープルに置かず、一口飲むのがお酌の礼儀だ。

仕事の問題点も浮き彫りにする

参加者の慰労が目的の忘年会は、同時に仕事上の問題点を洗い出す場としても機能する。本音を隠しがちな日本人が、お酒の力を借りて普段なかなか言えない仕事の不満や人間関係の悩みなど打ち明け、部長を始めとする統括者はそれを聞き、次の年の改善に役立てることも。より多くの本音を聞き出すために、忘年会の始めの挨拶で、「今日は無礼講で行きましょう」と宣言されることがある。

(続く)

ねぎらう:慰劳,犒劳。
忘年会(ぼうねんかい):年终联欢会。
年の瀬(としのせ):年终,年关(结算期)
押し迫る(おしせまる):1.逼近,迫近。(まぢかに来る。限度ぎりぎりになる。)
にわかに:马上,立刻。
活気が付く:1.活跃起来。(生き生きとしてくる。陽気でにぎやかな感じになる。)
上機嫌(じょうきげん):1.非常高兴。兴高采烈。情绪很好。心情愉快。
文字通り(もじとおり):1.照字面意思,如字面那样。
催し(もよおし):1.举行,举办;主办。
寄り合い(よりあい):1.集会。(人が集まること。ある目的をもって集まること。また、その集まり。会合。集会。)
慰労(いろう):1.慰劳,犒劳。
付き合う(つきあう):1.陪伴,奉陪,应酬;交际,交往,来往。
繰り出す(くりだす):(许多人)一起出发。大批出动。陆续出去。
部署(ぶしょ):2.部署,安排。
単位(たんい)
上長(じょうちょう):长者,上司,上长。年龄,地位等比自己高的人。
座敷(ざしき):(日本式)客厅。宴会,(宴会上的)应酬。
好む(このむ):1.喜欢,称心如意,热爱。
お近づき(おちかづき):相识,认识,结识.
放題(ほうだい):自由地,随便地;毫无限制地。
制限(せいげん):限制。界限。限度。节制。
作法(さほう):礼法,礼节,礼仪,礼貌,规矩。
お酌(おしゃく):「しゃく」(酒をつぐこと)の丁寧語。(“しゃく”的郑重语)斟酒。
銚子(ちょうし):酒壶,酒瓶,嗉子
提供(ていきょう):1.捐献,提供,供给,让对方自由运用;赞助播送。
注ぐ(つぐ):1.斟;灌(进),注入;倒,倒入。
要は(ようは):1.要紧的是,要之,总之;总而言之。
添える(そえる):
底(そこ):底。底面。
置く(おく)
浮き彫り(うきぼり):2.刻画出,描绘出,突显出。
本音(ほんね):2.真话,真心话。
隠し(かくし):隐藏
がち:1.常常;动不动。(ともすれば、そうなりやすい傾向を表す。曇りがち
悩み(なやみ)
打ち明ける(うちあける):1.毫不隐瞒地说出,坦率说出。
統括(とうかつ):总括,总合,归拢一起。
役立てる(やくだてる):(供)使用(),使……有用。(役に立つようにする。役に立てる。)
無礼講(ぶれいこう):1.不分座次、不讲虚礼的宴会,开怀畅饮的宴会。
宣言(ぜんげん):1.宣言,宣布,宣告。

日本の成人式

振り袖は成人の証

日本の若者の女性は振袖と呼ばれる特別な着物を身に着ける。振袖は艶美で長い袖が特徴で、着物の中でも最もフォーマルなスタイルとされる。この長い袖は、身に着ける人が結婚可能な年齢に達した未婚の成人女性であることを意味し、多くの女性が成人式に際して振袖を身につけるのだ。しかし、興味深いことに、20世紀以前には、振袖は男女問わず未成年の若者に着られており、現在に浸透する振袖の成人文化との関係性は皆無であった。

スーツ、それとも袴?

一方で、若者の男性たちはスーツか着用するか袴を着るか選択肢を持つ。足元まで伸び幅広なパンツスタイルの袴は、西洋のファッションが日本に伝わるまで標準の衣服とされていた。今日の日本では、袴はお祭りなどの行事やフォーマルな場で多く身につけられる他、合気道や剣道、居合道などの武道でも着用される。

成人式は自治体主催

成人式は、日本全国の各自治体主催で行われ、旧年四月(しがつ)から新年四月の一年間の間に20歳を迎える若者全員に案内状が送られる。なお年齢の条件は満たしていても、案内状がないと成人式には出席できない。また基本的に案内状が送られるのは、日本国籍を保持している新成人のみ。古都・京都では、成人の日の前日の日曜日に「大的大会」と呼ばれる特別な催しが行われる。この催しは、多くの新成人の女性が日本古来の弓道を披露するもので、忍耐と自制心を養うことを目的としている。

「成人する」とは?

日本の若者たちの成人式の醍醐味は、市長や区長など地方自治体の代表者の祈願のスピーチなどの成人式のフォーマルな部分を終えたあとにある。世界中の若者たちと同様に、それぞれが彼らなりの手法で成人になった喜びを、新たに手にした自由を楽しむのだ。成人の式の日には、小学校や中学校などの旧友と近くの居酒屋などで杯を交わす着飾った新成人たちを見かけることが多いと言えよう。日本での成人式は、法律で成人と見なされる年齢に達したこと祝うだけではなく、一人ひとりが常に責任ある行動と積極的な参加を促すための式でもある。成人の日は、各新成人たちが成人した一人の大人になった自覚と責任を感じるフォーマルな側面と、家族や友人たちと楽しいひと時を過ごす二つの側面があるのだ。

振り袖、振袖(ふりそで)
証(あかし)
艶美(えんび)
フォーマル:formal
浸透(しんとう)
皆無(かいむ)
袴(はかま)
着用(ちゃくよう)
選択肢(せんたくし)
幅広(はばひろ)
行事(ぎょうじ)
国籍(こくせき)
保持(ほじ)
前日(ぜんじつ)
大的(だいてき)
催し(もよおし)
弓道(きゅうどう)
忍耐(にんたい)
自制心(じせいしん)
養う(やしなう)
醍醐味(だいごみ)
祈願(きがん)
交わす(かわす)
着飾る(きかざる)
積極(せっきょく)
促す(うながす)
側面(そくめん)

神道の成り立ちと歴史

鳥居と呼ばれる赤い門に象徴される神社は、日本の歴史、社会、伝統、習慣、民話、そして伝説に最も大きな影響を与えてきた。しかし事実、「新党とは何か?」を理解するのは難しい。何しろ経典などの書物がなく、また神とそうでないものの境界線もわかりにくいため、中には宗教とは言いがたいと考える人もいる。

神道の起源

一般に宗教は経典によって教義がひろまっていくものだが、神道には経典に当たる書物がない。日本最古の歴史書である「古事記」には、神道に通じる日本神話が数多く記されているが、「古事記」が完成する8世紀よりもずっと以前より、神道は何世紀にもわたって信仰されてきた歴史がある。

神道における信仰の対象:神

神道の宗教体系は、自然物に神を見出すシャーマニズム信仰が核となっている。全知全能の唯一の神を信仰するのではなく、神道では樹や岩、川、突風に到るまで、森羅万象に髪が宿るとされる。これは八百万の神と呼び。つまり神道の神は西洋でいう神とは概念が異なり、自然物に宿る精霊と考えたほうがわかりやすいかもしれない。ひび割れた岩や枯れ葉といた不安全なものに心を寄せるのも、自然そのものを讃え祀るのが神道の根本にあるからだ。

神道から見た日本の成り立ち

多くの宗教と同様に、神道もまた世界の成り立ちを始まりとする。また古代の日本にとって、世界とは日本そのもののことだった。日本最古の歴史書「古事記」によると、日本の成り立ちに大き関わったのはイザナギとイザナミという兄弟の神々である。

神産みと国産み

日本神話によると、世界はもともと混沌とした液体のような場所だった。神々はイザナギとイザナミに混沌の中に大地を作る仕事を命じ、土を司る天沼矛(あめのぬぼこ)という矛を与えた。イザナギとイザナミは天浮橋(虹)の上に立ち、天沼矛で混沌を激しくかき混ぜた。この時に矛から滴り落ちたものが積もって出来たい小さな島が、日本の始まりとされている。その後、イザナギとイザナミは結婚してたくさんの子どもを生み、その子どもたちは現在も日本に無数に存在する島々となっていった。また子どもたちのうちの何人かは、風や山、あるいは川となったという。

天照大御神(あまてらすおおみかみ)と日本の皇族

天照大御神は太陽と神々の住む高天原を司る女神で、神道における最も重要な神(総氏神)だ。彼女は自分の兄弟であり、月を司る神である月夜見尊が食物に司る保食神(うけもちのかみ)を刺し殺したことに怒り、別れて住むこととした。これが昼と夜の起源だとされている。

天照大御神についての最も重要な事柄は、日本の皇族と直属の親族関係にあるとされていることだ。紀元前660年に日本の初代天皇に即位した神武天皇は、天照大御神のひ孫の息子であると「古事記」が伝えている。

現代の神道儀式

日本の天皇が天照大御神と深い結びつきを持っているのはもちろん、神道は現代もなお人々の暮らしに中に根付いている。試験や就職、出産、そして子供の成長を願うときなど、日本人は折に触れて神社を参拝し、神に祈る。また信仰を表す行為とした、神饌(しんせん)と呼ばれる供え物を神社に捧げることもある。神饌によく使われるのは酒や餅、おにぎりなど。米は供え物の中でも最も重要なものであり、一粒の米も魂が宿っているとされている。また新鮮は一杯の水に至るまで、人間が手をつけはいけない。

成り立ち(なりたち):成立的经过〔情况,由来〕
鳥居(とりい):(神社入口处)牌坊。日本神社入口处所建的大门。用以表示神域。
何しろ(なにしろ):1.无论怎样,不管怎样,反正,总之;毕竟,到底。(とにかく。つまりは。)
2.因为,由于。(なにしろ…なので。なににせよ。)

経典(きょうてん)
書物(しょもつ):书,书籍,图书。
境界線(きょうかいせん):边缘线,境界限,边界线,周界,境界(线)。
宗教(しゅうきょう)
そのもの:那东西本身,那个东西。
…がたい:表示“难以……”。相对比较偏重于说话人的自我感觉。较常见的有「忘れがたい」、「ありがたい」、「理解しがたい」、「得がたい」等等。
当たる(あたる):相当于,合 。
記す(しるす)
信仰(しんこう)
体系(たいけい)
シャーマニズム:萨满教;巫术.黄教;巫术
核(かく)
全知全能(ぜんちぜんのう)
唯一(ゆいつ)
突風(とっぷう)
森羅万象(しんらばんしょう)
宿る(やどる)
八百万(やおよろず):成千上万。千千万万。无数。
概念(がいねん)
精霊(せいれい)
枯れ葉(かれは)
根本(こんぼん)
混沌(こんとん)
命じる(めいじる):命令,任命。
司る(つかさどる):掌管,司掌。
天沼矛(あめのぬぼこ):日本神话中出现的一种矛。 日本神話に登場する矛である。
天浮橋(あめのうきはし)
虹(にじ)
かき混ぜる(かきまぜる)
積もる(つもる)
滴り落ちる(したたりおちる):滴落。(水分がついて水滴となってこぼれるさま)
皇族(こうぞく)
高天原(たかまがはら):天国。天上。(也说“たかまのはら”)
女神(めがみ)
総(そう)氏神(うじかみ)
月夜見(つくよみ) 尊(みこと)
刺し殺す(さしころす):刺杀,刺死。
別れ(わかれ)
事柄(ことがら):事情,事体;事态。
直属(ちょくぞく)
紀元前(きげんぜん)
天皇(てんのう)
即位(そくい)
根付く(ねづく):生根,扎根。新思想,新风俗为一般人所接受。
折に触れて(おりにふれて):碰到机会,遇到时机。(機会があるたびに。)
祈る(いのる)
供え物(そなえもの)
捧げる(ささげる)
餅(もち)
一粒(ひとつぶ)
魂(たましい)