日本の勤労統計不正

567億円を追加給付=来週にも予算案修正ー揺らぐ信頼性・勤労統計不正

厚生労働省は11日、毎月勤労統計調査が誤った手法で行われていた問題で、雇用保険や労災保険などで総額約567億円の支払い不足が発生していると発表(はっぴょう)した。対象者は延べ約2000万人。来年度予算案も修正して不足額を追加(ついか)で支払う方針で、来週にも修正予算案を閣議決定する。

菅義偉官房長官は同日の記者会見で「必要な予算を計上する方向で調整する」と述べた。一度閣議決定した予算案を修正するのは極めく(きわめく)て異例。一部の職員は問題だと知りながら、非公表のまま誤った手法を続けており、統計の信頼性を大きく揺るがす事態に発展した。

同統計では従業員(じゅうぎょういん)500人以上の事業所は全数調査だが、東京都では2004年から約3分の1を抽出して実施していた。18年からは、抽出調査を行っていた東京都分で、企業数を本来同等(どうとう)にする補正(ほせい)処理を実施。賃金が上振れしたため、総務省から昨年12月に原因調査を求められ、精査を進め中で問題が発覚した。

厚労省の調査では、1996年からは調査対象の事業所数が本来より一割程度少ない役3万か所だったことも判明(はんめい)。昨年6月には神奈川、愛知、大阪の各府県に対して、全数調査ではなく、今回問題となった抽出調査を行うと連絡するなど、再びルールを無視た対応も見つかった。3府県への連絡は問題発覚後の12月下旬(げじゅん)に撤回した。

誤った手法により、大企業の調査すうが減少し、統計結果のうち04〜17年の給与額が平均で0.6%低下。これをもとに支給額の上限(じょうげん)や下限(かげん)などを算出している失業給付などで、過少(かしょう)給付になっていた。

追加給付は雇用保険で約1900万人(約280億円)、労災保険の年金給付で延べ約27万人(約240億)など。一人当たり平均ではそれぞれ約1400円、約9万円となる。

根本匠厚労相は11日の閣議後記者会見で「心からおわびする」と謝罪した一方、「組織(そしき)の隠蔽の事実はないと思う」と語った。厚労省は弁護士らを含めた監査(かんさ)チームを通じ、動機や目的についてさらに調査を行い、職員の処分などを検討(けんとう)する。勤労統計は総務省と相談した上で、できる限り早期(そうき)に全数調査に戻す方針だ。

誤る(あやまる):
1.误,搞错,做错,错误。做不恰当的判断、选择、评价、行动等。(不適切な判断・選択・評価・行動などをする。間違える。やりそこなう。)
2.错误,犯错误。做出不好的事情,做出越轨的行为。(よくないことをする。道にはずれた行為をする。)
3.同:謬る
4.误,搞错,做错,错误。做不恰当的判断、选择、评价、行动等。(不適切な判断・選択・評価・行動などをする。間違える。やりそこなう。)
5.错误,犯错误。做出不好的事情,做出越轨的行为。(よくないことをする。道にはずれた行為をする。)

延べ(のべ):2.累计,合计,共计,总计。计算时同一事物即使被包含多次也只按一次计算,既不同事物的总和。

官房(かんぼう):1.(内阁、各部等直属于长官的)办公厅。官房。(内閣や各省などに置かれる部局の一。機密・文書・人事などの総括的事務を取り扱う機関。)
上振れ(うえふる):1. (经济等比预期的)上升;回升
精査(せいさ):1.详查,细查;彻底调查。
発覚(はっかく)
下旬(げじゅん)
撤回(てっかい)
給与(きょうよ)
低下(ていか)
お詫び(おわび):1.道歉,赔罪,表示歉意,赔不是,请求原谅。(謝ること。)
隠蔽(いんぺい)
含める(ふくめる)

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