パンダの歯

ペンダの歯に自己修復機能 中国科学院研究チームが発見

かつては肉食動物だったと言われる愛らしいジャイアントペンダは、長い進化の歴史を経て「菜食主義者」となった。その大きく鋭く、頑丈な歯は竹を粉々にして胃袋の中に納める。

中国科学院金属研究所、材料疲労・断裂実験室の刘增乾博士(はくし)の研究チームはこのほど、パンダの歯に自己修復の機能が備わっていることを初めて発見し、新しいバイオミメティクス材料の開発(かいほつ)などの研究に新たな進展を迎えようとしている。

研究によると、自己修復を可能にしているのは、主に歯の高密度なエナメル質に豊富(ほうふ)に含まれるミネラルの隙間と、巧妙な組織構造のためだという。

劉博士によると、パンダの歯のミネラル質は樹木(じゅもく)のように垂直で、緊密に並んだ「木々」がエナメル質の「堅固な森林」を形成し、ミネラル質でできた「木々」の間にある細かい隙間を有機物質(ぶっしつ)が埋めている。ミクロレベルでみると、エナメル質の変形や損傷、自動修復機能はこの小さな隙間の中で実現されていると説明する。

研究チームは、パンダの歯に対する主な種類や形式、組織構造など特徴も解明(かいめい)しており、今後はさらに性能面でのメカニズムの解明や、バイオミメティクス材料を精製(せいせい)するための計画(けいかく)を立てていくという。

頑丈(がんじょう):【形容动词/ナ形容词】1.坚固;结实;强健,健壮。
鋭い(するどい)
粉々(こなごな):【形容动词/ナ形容词】1.把东西弄得粉碎,碎得极细小的样子。粉碎的,稀巴烂。2.同:粉微塵、木っ端微塵
胃袋(いぶくろ):1.胃。(胃のこと。)
疲労(ひろう):
断裂(だんれつ):
巧妙(こうみょう):
組織(そしき)
構造(こうぞう)
堅固(けんご)

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